構造計算 図面作成 原寸型板作成
 スパンや屋根荷重によって部材の大きさ寸法を
構造計算によって決定します。
 部材のが決定すると設計図に起こします、
これはスパン8,190mm(4間半)の図面です。
 図面による部材の実際の大きさによる型板を
ベニヤで作成します。

(画像をクリックすると拡大してご覧になれます)



刻み 陸梁端部 合掌下端部
 型板に合わせて刻みます、
小屋組すべて桧材を使っています。
 合掌と陸梁、鼻母屋、敷梁との取り合い箇所です。
合掌とは斜め胴付短ほぞ差し、
敷梁に渡りあご掛けです。
 合掌の陸梁との取り合い部分です。

(画像をクリックすると拡大してご覧になれます)



陸梁+合掌 真束上部 真束+合掌
 陸梁と合掌を組んだところです、
ボルト16φで継ぎます。
 真束と合掌、棟木との取り合い箇所です。
合掌とは傾ぎ大入れ短ほぞ差しです。
左のほぞ穴は小屋筋違方杖の取り付く部分です、
ボルト穴が見えます。
 真束と合掌との取り合い部分です。
両面短冊金物当てボルト13φ締め止めです。

(画像をクリックすると拡大してご覧になれます)



陸梁+合掌 真束上部 洋小屋仮組み
 真束と陸梁を継ぐ箱金物です、
FB−3×38ボルト13φで継ぎます。
 陸梁と陸梁の継手です。
陸梁は8.4m有りますので2本継ぎになります。
添え板2枚にボルト4−16φで止めます。
 地上にて仮組みをします。
陸梁にムクリを付けているのが解りますか?
4間半のスパンで3cmのムクリを付けました、
これは屋根荷重で洋小屋が垂れないように
前もって上げておきます。

(画像をクリックすると拡大してご覧になれます)



第1節梁建込 第2節梁建込 第5節梁建込
 第1節目のトラス梁を建て込みます、
同時に下の柱を入れ込みます。
 第2節目のトラス梁を建て込みます。  順にトラス梁を乗せているところです。

(画像をクリックすると拡大してご覧になれます)



トラス梁建込+母屋 上棟 完成後の内観
 トラス梁をすべて載せた後、母屋を取り付けます。  すべての架構が組上がりました。  内装もすべて完成した時の写真です、
左のトラス架構と同じ写真です。
 水平材、垂直材、斜材の力の流れが良く解ります、
架構の力づよさを感じます。

(画像をクリックすると拡大してご覧になれます)

 以上で木造トラスの設計から組立までを足早に紹介いたしました。
ご質問等が御座いましたら何なりと下記アドレスまでご連絡下さい。
mail to info@kousekkei.jp


TOP

貴方にもできる 少しお休み EW ここが知りたい 私たちの作品
最近の作品 木造3階施工監理 住宅建築研究会 空間創造研究会 建築相談 WORKS